ヨーロッパにもamazon.ukなど、各国のアマゾンがありますが、トレーディングカードのコレクション目的ではアマゾンは適しません。日本版アマゾンでも同じですが、アマゾンの仕組みではシングルカードの価格がどうしても割高になってしまうからです。
そこで紹介したいヨーロッパのトレカ販売サイトがCardmarket.comです。ポケモンカードの他にも、遊戯王、マジック・ザ・ギャザリング、ドラゴンボールまで有名どころのトレーディングカードはすべて販売されています。フランス語版、ドイツ語版、スペイン語版など日本で手に入りにくいカードを集めたい方に強くお勧めしたいサイトです。使い方を紹介します。
Cardmarket(カードマーケット)の使い方
ここでは例として、「ピカチュウのイタリア語版とポルトガル語版がほしい」場合の手順を紹介します。まず、
①cardmarket.comを開いて左上のカード区分から「POKEMON」を選択してください。次に②「pikachu」と入れて検索しましょう(英語名で入れる必要があります)。
以下の画面が現れますが、ここでは初代のピカチュウを選択してみましょう。最安が0.02ユーロ、509枚が販売者の合計在庫のようです。(めっちゃ安いです)
そしたら次の画面に移ります。
- 1) Sellerの項目に、販売者名、販売数、プロフェッショナル認定有無のマーク
- 2) Product Informationの項目に、カードの状態、カードの言語
- 3) Offerの項目に、1枚の価格と在庫枚数
がそれぞれ記載されています。左側の漏斗マーク(番号4)をクリックすると表示を絞れるので試してみましょう。カード状態とカード言語の選択が大抵必要になってくるかなと思います。
会員登録してログインしないと「カートに追加」はできません。ほしいカードがいくらほどで販売しているかをあらかじめチェックして、納得出来たら会員登録するのがお勧めです。
Cardmarketに登録する際は紹介コード→JPYAATAHの入力を是非お願いします。
Cardmarket利用時の注意点、デメリット
Cardmarketの注意点としては、
- 送料がかさむ
- 日本に届くまで時間がかかる
という二点のデメリットはあります。Cardmarketは販売者がカードを販売するためのプラットフォームにすぎないので、(例えば楽天とかアマゾンのマーケットプレイスのように)各々の販売者から個別に商品を買わなければなりません。
送料計算については、販売者によらない明瞭ルールがあるので、説明ページをみると良いでしょう。ヨーロッパのどの国からどの国に送るかによりますが、数枚買って2ユーロ弱かかる場合が多いです。
さらに、日本に直接送ってくれないので現地の転送会社と契約する必要があり、だいたい日本への配送で2000~3000円かかると思います。
まとめると、
- 販売国→転送国(仲介国)=送料200円/数枚あたり
- 転送国(仲介国)→日本=送料2000~3000円/一回配送あたり
という感じ。めっちゃ大雑把に言うと、4000円分のカードを買ったら4000円以上の送料がかかると思います。購入額が低ければ低いほど送料の占める割合は大きくなります。
複数の販売者から購入する際は、「できるだけ複数商品を転送会社の倉庫で同梱してもらう」と考えるのは基本ですが、全部の商品が届くのを待つと結構時間がかかります。私が過去に試した例では、3つのうち1つがトラブルにあって、結局日本に届けてもらったのは1か月以上後になってからでした。
こんな感じなので、ヨーロッパ言語のトレカ個人輸入は可能ですが、送料がかさむ割高感と時間的な遅さは大きなデメリットになると思います。
選択肢の中では最安だと思うので、興味がある方はぜひトライしてみてください。
サイト → Cardmaket.com
紹介コード → JPYAATAH